現在は、随分と見かけなくなりましたが、チケット金融をご存知でしょうか?
実は、このチケット金融は、ソフト闇金同様、闇金の一種となります。
金利は法定金利を超えており、ソフト闇金と同様のものとなっております。
この記事では、そんなチケット金融について詳しく解説しており、ソフト闇金との違いやどちらがおすすめなのかを知ることが出来ます。
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チケット金融は闇金の一種
チケット金融とは、別名、金券金融とも呼ばれており、チケットを使用して融資を行う闇金の一種となります。
チケット金融では、現金を直接貸付することはありません。
借り手にチケット(金券)を後払いで販売し、チケット金融のグループ店である金券ショップで売却するよう案内します。
その際に受け取る売却代金が、融資金額となります。
そして、後払いで発生するチケット代金が返済金額となる仕組みです。
もちろん、チケット代金は、融資金額を大きく超える金額を請求されることとなり、その差額がチケット金融業者の儲けとなります。
そして、その差額を利息に換算した場合、法外な金利となり、闇金同様に出資法違反です。
金融庁もチケット金融を闇金の一種ということで、注意喚起を出しています。
チケット金融とソフト闇金の違い
チケット金融とソフト闇金、どちらも闇金の一種となりますが、大きな違いがいくつか見受けられます。
その違いとは、次の通りです。
・集客方法
・貸付方法と返済方法
・対面しての貸付か否か
・現金を手に入れるまでのスピード
・取り立て
以上となります。
集客方法
ソフト闇金は、ウェブサイトを使って集客を行っているのに対し、チケット金融は、街頭のチラシ等で借入希望者を募っています。
現在、チケット金融は、ずいぶん少なくなりましたが、電信柱や自動販売機の横側や後ろ側等に小さい紙の広告が貼られているのを稀に見かけます。
なお、以前のチケット金融は、スポーツ新聞や雑誌の広告覧にも電話番号を記載していましたが、流石に現在それを見かける事は無くなりました。
貸付方法と返済方法
ソフト闇金とチケット金融では、貸付方法と返済方法にも違いが見られます。
ソフト闇金の場合、貸付も返済も銀行口座への現金振込での対応となります。
対して、チケット金融の貸付は、チケットを後払いで販売後、そのチケットを債務者に売却してもらい現金化する流れとなります。
返済については、チケット代金の名目で、債務者は銀行振り込みもしくは、対面でお金を返済します。
対面しての貸付か否か
ソフト闇金は、基本的には対面不要で貸付を行っております。
対して、チケット金融は、チケット販売業者、チケットを買い取る金券ショップ共に対面してのやり取りとなります。
以前は、店舗を構えて営業するチケット金融もありましたが、現在は、借入希望者のいる場所に車で来てチケットを販売すると言った、店舗を構えずに貸付をする業者が多いです。
いずれにしてもチケット金融の場合は、対面でのやり取りとなりますので、よりリスクが高いということを認識しておきましょう。
現金を手に入れるまでのスピード
チケット金融の場合、チケットを換金する手間がある分、現金を手にするまでのスピードは遅いです。
対して、ソフト闇金は即日融資を行っている業者がほとんどとなり、申し込みから入金まで30分程度で完了します。
また、ソフト闇金によっては、最短10分程度で入金までを済ましてくれる業者もあり、現金を手にするまでのスピードは早いです。
取り立て
取り立てに関しては、チケット金融の方がより闇金に近い取り立てを行います。
チケット金融は、対面での取り立てが基本となり、脅迫や暴力的な取り立てを行います。
対して、ソフト闇金の場合は、基本的には、電話での催促のみです。
チケット金融とソフト闇金の金利は同じくらい
チケット金融とソフト闇金の金利は似ています。
ソフト闇金の場合、7日で2割、10日で3割を基本に、業者によって、1ヶ月や2ヶ月等の返済周期があります。
対して、チケット金融の場合は、10日で2割から3割とソフト闇金の金利と近い数字です。
ソフト闇金とチケット金融どちらがおすすめなのか?
ソフト闇金とチケット金融を比較してみると、上述したように、ソフト闇金の方がメリットが大きいです。
チケット金融の場合、どうしても現金化までにチケットの売却という手間がある為、時間がかかることがネックとなります。
また、対面での取引となる為、よりリスクが高く、ソフト闇金の方が良いと言えるでしょう。
なお、当社ソフト闇金サムは、名前の通り、ソフト闇金となります。
お金に困っており、チケット金融のご利用をご検討されている方は、是非一度、当社ソフト闇金サムへご相談ください。